スティーブン・キング原作の[IT(イット)’’それ’’が見えたら、終わり。]
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90年にもテレビドラマで映像化されてますが、オリジナルよりピエロの複雑な動きがCGで再現されてます
観たくて気になってたんですが中々機会が…
今はDVDなら新品1000円で買えるから買って観ても良かったというか
てか、見終わった今ディスクは買おうと思います(笑)
今回は第1章だし次のとセット品でもいいし
ストーリー
1988年
夏休みに入ろうとしていたある日
内気な少年ビルの弟は大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った…
行方不明の弟を案じる彼の前にそれは突然現れる
自宅の地下室、バスルーム、図書館、町中どこにでも…
何かに恐怖を感じる度に見えるそれ!の正体とは何か?
ビルとその秘密を共有することになった負け犬仲間たちの少年少女を、更に大きな恐怖が飲み込もうとしていた…
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スティーブン・キングで夏休みというとやはりスタンドバイミー
あちらは死体を探しに旅に出る4人の子供の話でしたが…
同じ様に消息不明の弟を探しにいく主人公ビルと子供たちの冒険譚というか
そこに登場するIT
それ(ピエロ)は大人には見えず子供たちにしか解らないんです
しかも、恐怖を感じた時にだけ見える
このあたりはエルム街の悪夢のフレディのような感じで恐怖を感じて貰えないと存在出来ないわけだ
負け犬仲間と呼ばれる子供たちはそれぞれに日々恐怖の対象を持って生きている子たちで…
弟が自分が作ってあげた船で遊ぶために大雨の日に出かけ失踪した内気で喋りに障害のある主人公のビル少年
引っ越してきて友達もおらず、図書館に篭る肥満体の子
母親が子離れ出来ずにいつまでも干渉される子
黒人差別により白人の不良に常に狙われている子
父親に性的虐待を受ける少女など
ITが出てくるのは恐怖を感じた時
つまりそれ!というのは彼らの日々の恐怖が具体化した象徴のようなものになってるんです
IT(ピエロ)に立ち向かうのは、ある意味それらの恐怖に立ち向かいそれを克服し打ち勝つというか
ラストのピエロとのバトルで彼らが1人1人攻撃する度にピエロがそれぞれの子が恐怖を感じるものに顔が変わるのがそれを象徴してますね
不良の子は警察官の父親から虐待されてたけど、恐怖に負けてナイフで殺害してしまい、ラストは井戸に落ちてしまう…
彼はなんだか第2章でそれ!化してしまいそうな…(笑)
恐怖に勝った負け犬軍団と恐怖に負けた不良の子の対比
だからね~
ホラーというよりは夏休みという最高の舞台で子供たちの心の成長を見る作品って感じします
なので全然怖くなかった(笑)
顔が曲がった女は不気味だったけどね
80年代なのでアーケード版のストリートファイターも登場してたり(笑)
88年が舞台だから自分らと対して変わらない歳だな、チャリンコかっ飛ばしてね(笑)
だから、なんだか恐怖より懐かしさを感じたよ、そういう意味で面白かったし、良い映画だったわ!
ジュラシックワールド 炎の王国見に行った際予告ながれてましたが、ホラーなら音を立てたら即死という(笑)クワイエット・プレイスも面白そう!
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巨大サメの MEG ザ・モンスターも面白そうなんだけど…(笑)
観たいのは増えてんだよな~