バットマンの映画化はミニフィルムで1943年に太平洋戦争中公開されたホントの初代
敵が日本系になっていてポパイなんかと同じでプロパガンダ的な物に利用されてた経緯がありますね
同じくこの1966年に製作された(原題)[BATMAN THE movie]も冷戦時代のためキャットウーマンがソ連のジャーナリストに変装してバットマンに近づいたり、原子力潜水艦、ポラリスミサイルですね、それらが登場しちゃいますね(笑)
また日本語吹き替え、訳ともにゴッサムシティではなく、ゴッダムシティ等呼び方が違ったり
(キャストは普通にゴッサムいってる)
内容がですね、これがですね、凄いんです(笑)(笑)
ダークナイトシリーズや90年代のティム・バートンやクルーニーのバットマンを想像すると間違えちゃいますが(笑)
かなりゲラゲラ出来て違う意味で面白くて(笑)
出来ればテレビドラマ版も見てみたくなりました(笑)(ディスク化希望)
たぶん当時リアルタイムで見てた方にゲラゲラとか失礼かとは思うからあれだけど…
バットマンとロビン役のアダムとバートのコメンタリー付きも見るほどちょっとハマったので(笑)
英語、吹き替え、コメンタリー全部観ました(笑)
アダムとバートもこの映画を馬鹿馬鹿しいって自分達で見ながら笑ってるからね(笑)
いいかと!(笑)
(映画冒頭にも荒唐無稽の楽しさバカバカしさを愛する人に!とあるし)
冒頭、ウィスキー会社の社長の乗るボートがジョーカー、ナゾラー(リドラー)、キャットウーマン、ペンギンの暗黒同盟に襲われ救出に向かうのですが
もう冒頭から技術を見せつける見せつける!(笑)
(冷戦は技術の戦争だったので過剰にどうだ!ソ連的な技術押しが凄い)
バットカーで出撃し、間に合わないので途中ヘリポートに寄り今度はバットコプターに乗り換えます!
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バットヘリじゃなくてコプターだからね(笑)
ヒストリーチャンネルでやってる[眠ったお宝探し隊 アメリカン・ピッカーズ]で前にバットカーの設計と製作した人の家出てきてて
へぇ~って見てたんだけど…
オーディオコメンタリーのバットマンとロビンによるとエンストしまくって大変な車だったて話だった(笑)
発進する際、[ロビン、今度こそエンストに備えろ!]とかコメンタリーで言ってたりしてて(笑)(笑)
で、ボートに追い付いてバットマンがバットコプターからバットハシゴを降ろせ!って言って、右だ左だ上だ下だロビンに指示してボートに乗り移ろうとするんだけど
(何でもないハシゴまで

その瞬間にボートがスゥーと消えてしまうんです
トタンにバットマン下半身が海にジャポン!
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バットマン[下げすぎだ!]
ロビンが上昇させ引き上げると…
なんとバットマン、サメに右太ももを噛まれてしまってます!!
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なんという事でしょうか!
バットマンが殴っても殴ってもサメは離れません
すかさず
バットマン[ロビン!バットスプレーの準備!]
ロビンに海洋生物を撃退するバットスプレーを用意させます!
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バットスプレーにはサメ用、エイ用など各魚に適したスプレーが準備されてる様子!
(左から二本目クジラだと思うけど…

自動ホバリングに切り替え、ロビンはバットマンにバットスプレー(サメ用)を渡すためにバットハシゴを降り始めます
ロビン何を思ったかいきなりバットハシゴでコウモリ状態になりバットマンにバットスプレー(サメ用)を渡そうとします
(ロビンは元々サーカスで空中ブランコやってた設定からかと)
コメンタリーによるとこの時、ロビンが反り返り垂れたマントの先がバットマンの目に直撃したらしいです(笑)(笑)
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バットスプレーを受け取りサメにかけると、サメは離れ海に落ちジャポン!いや、ドッカーン(笑)
何故かサメ爆発します!
(理由は後に解るのだけど)
この後に今回の出撃についてレポーター達に詰め寄られ会見するのだけど、かなり受け答えが面白い(笑)
屁理屈バットマンというか(笑)
バカなのに気取ってるというか(笑)
これはソファー寝転がって気楽にみるにちょうど良いのです
特に昭和特撮好きな方には合うと思います
日本語吹き替えもですが、所々に特撮技術使ってますので雰囲気が同じ!
暗黒同盟の1人ナゾラーはバットマン達になぞなぞを出すんだけど
ポラリスミサイルを潜水艦から打ち上げて上空で爆発した煙ありますよね、それで空中に文字を書いて出題するんです(笑)
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結構、長文だよ(笑)
しかも、綺麗な文字
その設定もふざけてて面白いけど、このなぞなぞをバットマンとロビンが解答出すのですが…
常人には到底理解出来ない解答なんです(笑)
ナゾラーのなぞなぞ
なぞなぞ[持つと白、落とせば黄と白になる]
ロビン[たまごだ!]
なぞなぞ[17個のリンゴを16人で分けるには?]
ロビン[ジャムにする!]
KATSU[それアリなのかよ(笑)]
バットマン[つまりそれらを混ぜ合わせ融合する]
KATSU[調理という名の融合って事か?]
バットマン[たまごは生命を宿す、未来への希望の象徴だ!]
KATSU[えっ

ロビン[融合と未来への希望…それは世界連合だ!]
KATSU[……]
バットマン[その通り!!今日は安全保障会議の開催日それが狙いなら…]
ロビン[わぉ~大変だ、タクシーを拾う]
バットマン[ノー、ロビン、道が混む時間だ!我々には足がある走った方が早い!レッゴー]
ジョギングかよ~って並みに走るの早いです(棒読み)
ポラリスミサイルは実際の訓練か試験の本物の映像使ってるのでそこだけ実録映画に切り替わるみたいな(笑)
こういうのは昔の映画にはよくありますね
これはバットマンが酒場上にある暗黒同盟の基地にソ連の女記者キトカを助けに乗り込んだら、暗黒同盟は居なくなった後で変わりに導火線に火がついたボムが!
バットマン、それを担いで捨てる場所探すんだけど、捨てようとすると人がいて捨てられず街中を右往左往(笑)
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街一番の危険人物になってるから、これ(笑)
ようやく海の側のパイプが積んであるところを見つけ~
ドカーン!(確かにドカーンしてます、火花も散りました)
心配で追ってきたロビンはドカーンを聞いてバットマン~と叫びます
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すると、どうみても気づくだろ?ロビン
って位置から[ここだよ!]ぬかしてバットマン現れます(笑)
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バットマンの説明では導火線チリチリ状態のボムを
なんと!
分解して手前の細いパイプに詰めたというわけです(爆)
さっきの爆発はなんなんだ(笑)
ロビンはそこには一切触れず
それよりもろくなやつがいない土地なら別に酒場で爆発させても良かっただろう?と言い始めます
すると、バットマン
助けようとしてたソ連の女記者と酒場の人達を比較して
[彼らは飲んだくれだが、我々と同じ人間だ!彼らこそ本当に救われなければならない人達なのかも知れない]
と飲んだくれ達を貶してるのか、博愛なのか、よく考えるとある意味まともな発言ではあるけど、このシュチエーションで言う事か?(笑)
この台詞にはバットマンのアダム自身もコメンタリーで[嫌なやつだ、あの場(酒場)ではそんな台詞は言えないな]と
他にもペンギンが人からウイスキーを造る銃を作り撃つと水分が無くなり人は粒子の砂になってしまうのだけど
安全保障会議の政治家さん達が砂にされてしまいます
ちょっとした事故で政治家さん達の粒子が混ざってしまい、それを分離するためバットマンとロビンが白衣着て自宅側の基地で研究!
最終的に水のタンクからホースを伝い試験管に入れた砂に還元し人間に戻しますが、各国代表の話す言語がみんなごちゃ混ぜに(笑)
バットマン[それでこそ各国がホントにわかり合えるようになる]と
(このあたりも冷戦意識してる感じが、時代ですね。あえてちゃんと戻さなかったんだ)
ラスト、世界連合のビルから窓拭きの人みたいにヒモ伝いながら帰るんだけど、コメンタリーによると実際にやったみたいで、これスゲー怖かった!とブーブー文句が凄かった(笑)
ホントに窓拭きながら降りる案もあったらしいのだけど、二人が怖すぎて無理だと却下されたらしい(笑)