2011年にテイクツーインタラクティブジャパンより発売されたXBOX360用ソフト[L.A.ノワール]
ディスク3枚組
PS3でも発売されました
LAノワールってタイトルはアメリカのフィルムノアールと呼ばれる後味の悪い終わり方をする1940~50年代に製作された映画を差します
なので映画調で物語は進み結構一本道
当時のアメリカは戦後直後で(これは日本も同じですが)荒れていて権力を持っている人たちが悪徳揃い
もちろん警察内部もね
今なら90~80代の方が若い時なんだよね、舞台が
プレイヤーは主人公コール・フェルプスを操作し、パトロール(巡査)、交通課、刑事課、公安、火災と課を渡りあるく
が、基本やることが同じで現場検証
画像2
次に聞き込みからの逮捕、事情聴取
画像3
そして起訴
と、課が変わってもあまり変わったって気がしない
このゲームは1947年のアメリカね
例えば刑事課になると世界一有名な死体といわれるBDことブラックダリア(エリザベス・ショート)殺人事件の模倣犯が登場して話題に出たり
捜査中にホテルの客簿を調べた時の一幕では、オソーン・ウェルズ、シャーリー・テンプル、リタ・ヘイワース等うちのホテルに実名で泊まる客なんていないよ!との宿のおやじの言葉通り当時の有名人の名前語って泊まってるやつらがいたりと(笑)
画像4
その時の時世知ってると当時にタイムスリップしたように楽しめると思います
車から流れてくるBGMはビッグバンドジャズとか雰囲気あるし
また、ゴッドファーザーとかもそうですが、車にまだパワステ無い感じがちゃんとあって操作した感じは良い
ゲームでいうとトラックを操作した時の感覚というかハンドルの重さがしっかり再現されてる
画像5
先の通りストーリーは一本道で捜査も同じなんでその部分を楽しむには終わるころには飽きてきます
犯人との銃撃戦とかもあるのですが、そこが焦点ではないゲームだからか単純化されていて、隙がうまれるショットガンやマシンガンよりハンドガンの連射の方が使いやすかったり(笑)
ただ、雰囲気楽しむにはクリア後ディスク入れ替えは必要になるもののフリーモードもあるのでそこは良かったな~
エンディング
画像6
映画のセットの安い木材使って住宅建てたのはよくきく話(笑)
現在は差別言葉で使われなくなった言葉やハリウッドランドの看板、男女共にマッチで火をつけた煙草プカプカ、八百長ボクシング等独特な雰囲気がある
昔のロスの町並みも現在の町並みと比べて車走らせるのも一興
携帯もないからね、一般の公衆電話の他に警察や救急専用の電話ボックスがあちこちにあったり、電話交換手を通じて電話掛けてたんだよな~
ブライアン・デ・パルマ監督の映画 ブラックダリア見て予習してからプレイしても面白いかと!