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現在40代、50代の方は懐かしいのではないでしょうか!
駄菓子屋さんで1束30枚の5円ブロマイド!
好きな袋を1袋バッと引っ張って買うやつ
自分の時代にはブロマイドというと、アイドルや芸能人の生写真に形を変えて売られていました
後は、テレホンカードですね
なので5円ブロマイドは買った事はないけれど、この販売方式だと記憶にあるのは…
やはりコスモスのロッチ偽ビックリマンシールです(笑)
今回は[ザ・ウルトラブロマイド]に掲載されている当時の販売会社[丸昌]の岡野社長さんのインタビューを参考に当時のブロマイド事情、そして現在
掘りさげて語りたいと思います
当時1枚5円で発売されたブロマイドですが、現在のトレーディングカードの様にナンバリングや形式型番などは記載されておらず、整理するのが大変だった模様
1987年に[ウルトラマン大全集]なるムック本が発売されました
その際、5円ブロマイドを全種類掲載し整理のためにアルファベット+数字でブロマイドにナンバリングを振りました
A~Oまでは山勝製
P~Wまでは丸昌製
それが整理に便利だったらしくコレクター、また販売店でも採用され今日に至る様子
それによりどのブロマイドがなんなのか一発で皆がわかり合う事が出来るように!
1冊のムック本がここまで影響与えるのは凄い(笑)
2000年前半にウルトラブロマイドのように昭和の香りを残した懐かしお菓子が発売になり
それに1枚カードが付属していたのを当時50になったばかりのホビーショップの店主が熱心に集めていたのが記憶に残る
どちらかといえばフィギュア派だったし、当時は遊戯王デュエルモンスターズのプレイヤーだったので、カードといえばやはり遊戯が優先だったため自分は気にしなかったが…
今思うと自分がタートルズに引かれるのと同じで懐かしさ+新しい物との…なんていうんだろう…
小さな頃を追体験してるというか…
楽しかったんだろうな!と
この[ザ・ウルトラブロマイド]はそれらをまとめたカタログ的なムック本になります
ハードカバータイプです
裏になまえ記入欄あったりして(笑)
全てのブロマイドではないですが、ピックアップされたやつは実寸大で掲載されてるのも評価できますね
現在そのウルトラブロマイドのFナンバーシリーズは大変高価になっている
画像 3 4
販売期間が極端に少なく中々手に入りずらい
更に、同絵柄のブロマイドでも箔押ししてある特別仕様のブロマイドもレアで封入されており、それも現存数が少なく見かけるのも難しいらしい
画像 5
レッドキングにウルトラセブンの箔押しという…中々無い図式(笑)
それらは買い取り価格も1枚数万単位
元々は5円だった事を考えると…
買い取り価格が高くなるものが本当のプレミアって呼べる物ですね
やはりウルトラのカード系では始祖アイテムだろうし
現在ではコンプは難しい、そして、その当時の販売形態というのが…
最初は普通に弾ごと種類決めて販売していたらしいですが
各弾をごちゃ混ぜにして30袋束作ったり
又は、内職で袋詰めする人が1枚1枚違うブロマイドを封入し束を作るのを面倒がって、同じ絵柄のブロマイド30枚で束を作ったりしてしまった事もあるという(笑)
それを引いた子供は悲惨だ…(笑)
今なら問題だけど、当時はそれでも良かったのだろう、所詮1枚5円の子供騙しなアイテムという認識だったろし、こういう物は子供が小遣いで手軽に買えなければダメだ!
自分自身開封済みで販売されてるのは見たことあるのですが、ウルトラブロマイドが未開封で束のままの姿はまだ見たことがありません
出来れば生きてるうちにはその姿は見てみたい(笑)
岡野さんによるとブロマイドのサイズは裁断するのに、ただただ丁度良いサイズ
マルサン、ミズガミさんとはよく一緒に版権取りにいったらしく
渡されたフィルムを回し見る所がなく、当時フィルム回せたラ○ホテルでブロマイドに使う絵柄を選んでいたとか(笑)
1971年(昭和46年)にカルビーの仮面ライダースナック登場により起こったカードブームによって5円ブロマイドは終了し
1枚10円の裏にカードの様に文字が入ったブロマイドに変更
1981年(昭和56年)には完全にブロマイドは終了、製造をシールや軽玩具に切り替えたという…
掲載されているのは山勝と丸昌の
[モーレツ大怪獣 ウルトラマン]
[モーレツ大怪獣 ウルトラセブン]
[レッツゴー ウルトラマン]
[怪獣大進撃]
[ウルトラQ]
の他に
山勝製[怪奇大作戦]
1968~1969年放送
マルサン製[快獣ブースカ]1966~1967年放送
丸昌製[チビラくん]
1970~1971年放送
あたりのブロマイドも掲載されている
特にマルサン製のブースカのブロマイドはこれまた希少性が高いらしい
実際にブロマイドを揃えるにはかなりの金を準備しないと無理だけど
この本一冊でウルトラブロマイドのほとんどがわかってしまうのである
ブロマイド商品名のモーレツ大怪獣というと…1960年代に後楽園にあったサークロラマ映画のタイトルをとったんだろうな~
11台の同時撮影し360度の映像を写したというやつなのかな!?
当時はこれかなり話題になったのではないかと想像する
商品名にしてるくらいだし(笑)
どんなやつだったんだろうな~
サークロラマ方式て
気になってます、説明読んでもイマイチ想像出来ない
丸昌の社長さんの話は読んでて楽しい(笑)
コスモスのような無版権業者との戦い、またブームの時だけ業界に参戦してきたメーカーをアウトサイダーと呼んだり(笑)
当時メンコやブロマイドを作っていた中小企業の協力的な連携感等(上記メーカーの他にアマダなんかも)
ブロマイドその物の事だけでなくその背景も見えてきて!
てか、メンコ屋なんてあったんだ!
ああいうのは駄菓子屋だけかと思ってたけど
ウルトラセブンの森次さん、毒蝮さん、ひし美さんの座談会も面白い
ひし美さん、二日酔いで撮影してたとか(笑)