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東宝や大映、東映特撮のムック本は沢山でますが、ことピープロとなると…
数少ないピープロ特撮のムック本になります
手塚治虫さん原作のマグマ大使を鷺巣富雄(うしおそうじ)さんが実写版にした特撮番組マグマ大使は1966年、ウルトラマン放送開始の1週間前に国内初のカラー特撮テレビ番組として全52話が放送
手塚さんはそれ以前に製作された鉄腕アトムの実写版に失望して以来自分の作品の実写化は極力断っていたと語っています
それをうしおそうじさんが説得して製作されました
手塚さんの原作まんまではなく当時の第1次怪獣ブームにのりマグマ対怪獣の図式の話が多く製作されています
この本には全52話ストーリー解説、うしおそうじさんの生い立ちから漫画家時代、そしてピープロ発足とうしおさんの自叙伝的な話
当時のスタッフの座談会等貴重な話が掲載
魚澄鉄也さんが演じた素顔に金粉を塗ったパイロットフィルム版の画像は笑える(笑)
けどコミック版のマグマの顔でいえば魚澄さんの顔の方が似てるかもしれない
特撮版はラテックス製の仮面なので表情がないからね
そして、自分はやはりグッズですね
画像2
スポンサーがロッテなために発売されたマグマ大使ガムの景品のパンチマグマ人形(全3種らしい)やマグマコインロケット
多田のブリキ製マグマ大使歩行ロボット他、イマイやクラウンのプラモデルたち、朝日ソノラマの怪獣王子・マグマ大使のソノシートブルマァクのソフビ等も掲載されてます
中でもメーカー不明のアース様のソフビは欲しいと思ってしまった(笑)
画像3
この顔のソフビって当時流行ったんですかね?
なんか家にもこの表情した違うソフビがあった気がする
白雪姫の7人の小人みたい(笑)
マグマ大使自体そんなに数が出てないからな~
それと手塚さんの原作コミックからサイクロップス編のあらすじとコミックが断片的に掲載
画像4
マグマ大使のコミックは少年画報で昭和40~42年に人間モドキ編、ブラックガロン編、サイクロップス編と全3編で書かれました
しかし、秋田書店から出版された単行本は抜粋収録
(秋田書店はこういうの多いですね)
90年代に講談社から出版された手塚治虫大全集版はブラックガロン編まで
共にサイクロップス編は未収録、読むには当時の少年画報と付録を手に入れないと読めないんですよね
なんでもサイクロップス編は手塚さんがノータッチで描かれ、自分で描いてないのでコミックに収録するの渋ったためらしいのだけど…
虫プロの経営手腕といい、自分がタッチしないから単行本に収録しないとか、手塚さんらしいところは好感持てるな~