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2007年にアメリカで劇場公開、2008年に日本で劇場公開
10年前か~寧ろまだ10年前なんだな…もっと昔な気がする
ストーリー
森で卒業制作のホラー映画を撮影していた映画学科の学生たちのもとに、世界各地で死者が蘇っているという衝撃ニュースが飛び込んでくる
錯綜する情報に混乱した彼らは、家路を目指すことに
だが、町に出た彼らが目にしたのは、蘇った死者が人間を襲い、食らう地獄のような光景だった
仲間が次々と犠牲になる中、監督志望のジェイソンは全てをカメラに収めることを決意、非情な運命に立ち向かうのだった
ゾンビ事態はいかにして発生したのか?
その時、人々がとった行動は?
「世界の終わりの始まり」がPOV/ポイント・オブ・ビュー(主観撮影)により明らかにされる
なんだろな~ロメロ版ブレアウィッチプロジェクトというか…
完全なPOVではないんだけど、新世紀ゾンビ三部作のロメロ作品は独創性なくなってきているからな~(笑)
舞台は現代になっていて、携帯やパソコンを若者が使うのは当たり前な世界
日本ではちょっと遅れたけどアメリカあたりはYOUTUBE投稿とか全盛期だったからね
画像2
そういったことにロメロさんなりにこの作品通じてなにか言いたいことがあったような感じするけど…
冒頭、不法移民の家族がゾンビ化するところから物語は始まります
つかみね(笑)
その後主人公ジェイソンと仲間たちが森でホラー映画撮影
そこにラジオから異常事態を知らせるニュースが流れてくる
ミイラ役が自宅に帰ったために撮影は中止
ジェイソンは寮にいる彼女デブラの元へと向かう
デブラの家族はキャンプに行っていて安否が解らないのだそうだ
その後残りの撮影仲間とキャンピングカーに乗りデブラの家に向かうことに…
と、運転していたメアリーが三人の人間を轢き殺してしまい絶望
拳銃で自殺を謀ってしまうのだ
まだ生きがあるメアリーを病院に連れていく一行
しかし、病院は閑散としていてゾンビに襲われる
医療従事者を探すも間に合わずメアリーゾンビ化
と、病院から去ろうとすると撮影するジェイソンの背後から現れたゾンビがゴードを襲う
画像3
位置的にジェイソンの方が近いのに何故かスルーしてゴードを襲う点滴ゾンビ(笑)
翌朝ゴードを埋葬
その時の先生の言葉が(すまないゴード…落第決定だ)
再びデブラの家に向かう一行
しかし、いきなり燃料タンクが故障し、キャンピングカーが動かなくなってしまう
難聴障害をかかえゾンビをダイナマイトで吹き飛ばす農夫サミュエルに出会い修理のため納屋を借りる
画像4
ガソリンタンクを修理し、再び出発するもガソリン自体が少なくどうするか話し合う
するとそこに黒人集団が現れガソリンを分けてやるので基地までついて来いと言う話に
画像5
ここで流れる映像にはロメロ監督が警官役でインタビューをうけている様子がある
画像6
素人のネット投稿に関してと、マスコミの報道姿勢なんかにも言及したかったのかな…
露呈した政府の嘘なんて日本じゃ今話題だけど…
なんだろな~、全うに生きてくのが馬鹿馬鹿しい世界と感じたとしてもそんな奴らには流されない人間であって欲しいとは思うよ(笑)
真面目に正直にが一番です!
露呈してるのに抗ってはいけない(笑)
更に、移民国ならではの台詞に「通常なら国境(ボーダーライン)を越えてくる奴らに非難があつまるけど、今や問題なのは死のボーダーラインを越えてやってくる奴らだ!」って冴えたブラックジョークが流れる
この台詞と冒頭の最初の感染移民一家がかかってるのかと
デブラの弟と連絡が付き、帰宅中とのこと
さらに先に帰った撮影仲間リドリーがスカイプ通じて連絡が取れる
彼らは補給をうけ、再びデブラの家に
車があるけど人気がないため家内を捜索することに
画像7
しかし、ゾンビ化した家族に襲われてしまう
彼らに止めをさし、一行はリドリーの豪邸に向かうことに…
その途中、州兵の一行に出会い、黒人基地で補給した物資を奪われてしまう
画像8
この物資を奪った州兵が新世紀三部作の最終作 サバイバル・オブ・ザ・デッドの主人公になります
リドリーの豪邸にたどりつく一行
しかしそこにはリドリーの家族も、一緒にリドリーと帰ったフランシーンの姿もなくただひとり様子のおかしいリドリーがいるだけ…
皆はどこにいったか問い詰めるとゾンビに襲われ彼以外やられてしまったらしいのだ
リドリーの様子がおかしかったのは彼はその時ゾンビに噛まれていて、リドリーもゾンビ化してしまう
冒頭、ミイラ役でダメ出しされまくりのリドリーが迫真の演技を魅せるようになる(笑)
洗濯ものを取りにキャンピングカーにいったトレイシーを襲う
画像9
それをジェイソンは助けもせずに撮影
それにキレたトレイシーはキャンピングカーを奪い去ってしまう
デブラたちはリドリーの家にあるシェルターに閉じこもり安全を確保することに
しかし、ジェイソンはまだ撮りたいと反論
彼は1人撮影に戻りリドリーによって噛まれて亡くなる
主人公なのに(笑)
デブラたちはシェルターを閉め、ジェイソンの残した映像を使いこのデスオブデスという映画の編集をするところで物語は終わる
たぶんこの映画自体が卒業製作の映画って意味だったのかなとも思ったけど
州兵の彼がサバイバルオブザデッドで語る内容では、ゾンビの溢れる世界はホントにあった様子
にしては、この映画に登場する人物たちの発する言葉は台詞がかっているし、行動に緊張感が全くないのだ(笑)
特に主人公ジェイソンは撮影に夢中過ぎてわけの解らない発言も多いし…
こういう世界であってもまるで動画投稿中毒で観てる人は彼の言動にイライラするかも(笑)
大体、自分の彼女のデブラが幾度となくトニーにもたれかかったり、慰めてもらうシーンがあって…ジェイソンそれお前の役目じゃないのかよって話で(笑)
別にジェイソンは何も言わないんだよね、ただ撮影してて…腑に落ちないわ
映画の内容そっちのけでロメロさんが忠告したい人種問題、偏った報道するマスコミ、素人のネット投稿を詰め込んだ内容っぽいんだよな~
この映画、ロードムービー風なため撮影のほとんどが野外と車内で済んだため低予算で製作出来て、この収益がサバイバルオブザデッド製作につながったらしいのだ
ゾンビも肉張り付けたB級のその他名ばかりのオブザデッドシリーズとは違いしっかりは製作されているのでその点は悪くないし、笑える箇所もあるし
サバイバルのメイキングやインタビューでロメロさん自身が語る内容きくと昔とは違い新世紀三部作は製作あたりに色々思うところもあったらしいんだよね(笑)
やりたいことが出来なかったと
ウォーキングデッドとはまともなゾンビ作品にくらべると半分ふざけて製作したような内容けど(笑)、そういった経緯とロメロさんなりのジョーク踏まえて観ると、そうか~…とツボにもハマる(笑)
1938年に起きたオーソンウェルズのラジオドラマ宇宙戦争の騒ぎをネットの騒ぎに例えたり(笑)
人ってさ…たぶん騒ぐの好きなんだよ(笑)