三國志演義、水滸伝、金瓶梅、中国四大奇書から西遊記をゲームにしたもの
4作の中でも作品的には西遊記が一番一般に浸透してる作品かなとも思いますが…
西遊記は唐の時代に玄奘がインドまで旅した話を元に京劇なんかでフィクション化を交えて製作された話なんですが、実際に執筆されたのは16世紀
西遊記は作品化されると天笠を目指す三蔵法師が主人公ですが、三蔵は目立った動きはせず、実際に活躍するのは戦う孫悟空たち
映画レッドクリフのオーディオコメンタリーによると中国では主役と主人公は別、という考え方から来てるとのこと
日本でも話によってはサブキャラクターが主役の回とかもあるし、複数の主人公がいることもあるからその辺りってどちらにしろ曖昧ですね(笑)
ストーリー
昔々の中国…
川に流れてきた赤ん坊が、金山寺の法明長老に引き取られました
それから16年、赤ん坊は若者となり、寺の使用人として暮らしていました
ある日のこと、若者の夢に観音菩薩があらわれて、天笠(てんじく)の大雷音寺へ来るよう告げます
旅立ちを決意した若者に、法明長老は「三蔵法師」の名を与え、天笠へと送り出すのでした
旅に出てしばらくして、三蔵は両界山で妖怪「孫悟空」を助けます
観音さまの導きで悟空は三蔵を助け旅に動向することに…
天笠は十万八千里のかなた…
三蔵の奇々怪々な旅が始まります…
こちらも封神演義と同じシステムのシミュレーションRPG
キャラクターデザインはアニメ 十二国記でキャラクター原案を担当した山田章博さん
メインテーマ曲はゴダイゴでドラマ 西遊記の主題歌を担当したタケカワ ユキヒデさんでMAGIC GOKUとドラマ版のモンキーマジック風の主題歌になってます
ドラマは堺さん悟空と夏目雅子さんの三蔵が有名かもしれませんが、自分は年代的に宮沢りえさんの三蔵、牧瀬里穂さんの三蔵、あたり
後は深津絵里さんの三蔵も観たことは観た
堺さんのはまだちゃんとは観たことない
岸部さんが沙悟浄、西田さんが猪八戒と初代の配役は完璧ですね(笑)
やっぱり西遊記て配役重要ですね、だって違和感ないんだものコス着てなくても、そのもの!みたいな(笑)
日本では女性三蔵作品が多いのでゲーム開始時、三蔵の性別男女選べますが、女性版で
道中はいかにも天笠を目指すようにマップを移動してひとつひとつクリアしながら進みます
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封神にあった本陣の変わりにメニュー画面が呼び出せてる仕様に
訓練は無くなりましたが、以前のステージを再びプレイするとレベル上げはできますので
戦闘は封神演義と同じでマス移動
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仲間は神獣変化という変身に加え、三蔵は召喚が使え神将と共に戦えます
西王母を始め、梛咤太子(ナタク)、二郎真君(ヨウセン)、九天雷帝(ブンチュウ)等、封神演義のキャラクターたちが出現
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(画像の聞仲は隠し神将で条件満たすと出現)
西遊記は本来四人旅ですが、このゲームは朱凉鈴、枯花公主、牛魔王なんかも仲間に出来ます
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ラスボスはアスラ
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エンディング
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愛蔵版封神演義と同じでポケットステーションを使用したミニゲームもプレイできます
通常版ながら説明書の他西遊六傑画集なる付録付き