青木さんは80、90年代では特攻!ゾイド少年隊、魔神英雄伝ワタルシリーズのコミック化も担当した方
だいぶ霊界教室とは違うけど続シリーズのような[世にも奇怪な物語 Xゾーン]も10年くらい前に連載してましたね
自分のイメージではコロコロコミックといえば漫画雑誌というより子供の情報誌ってイメージあるんだよな~
ミニ四駆、付録のバーコードファイターのカードとか、新作ゲーム情報とか、漫画というよりそちらがイメージ強い
なのでコロコロはほとんど漫画読まなかった感じがするんですが…
おれは男だ!くにおくんとこの霊界教室だけはコミックも買ってた
特にこの時代のコロコロでは=霊界教室ってくらいイメージが強い作品
ジャンプのアウターゾーンや地獄先生 ぬ~べ~なんかも大体同時期だったりしましたが、あちらはそれほど怖くはなかった感じが…怖い話とミザリーのセクシーさをみるためって感じで(笑)
子供向けのコミックにしてはこれ怖かった記憶があるんですよね
主人公 八雲礼士くんをストーリーテラーにして、必ず1話完結の話でサブ主人公が出てくるわけなんですが
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結構な確率でラスト、サブ主人公がこの世から消えたり、行方不明になって終わるという(笑)
なにが怖いってそこだよ(笑)
結末が怖い
読み終わった後ちょっと固まる時間があったというか…(笑)
今読んでみると怖さはそうでもないのだけど、でも読んでてあっ!これ覚えてるってなる描写が結構あって
記憶に刻まれてるな~
大抵、ギャャャ~系の絵は次のページ開くと2ページ使って見せるんだよな~
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(1巻2時間目「おまえだ!!」より)
単行本だと絵小さいけど、雑誌だと大きかったからね(笑)
おまえだ!!は覚えてた
テケテケ知ったのもこの漫画だったと思う
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テケテケは諸説あるけど電車事故で下半身失って、自分の足を探してて有りか答えられないと足を持っていかれるって話だけど
霊界教室のテケテケは特に足を求めるとかなくシザーマンのようなハサミで襲ってくるだけみたい
2巻6時間目(最終話)かんけり
この漫画の着地点、それは八雲くんの失踪
クラスメートとかんけりをしていた八雲はその最中、闇世界に捕らわれて失踪してしまうという(笑)
クラスメートが大人になって6年4組の同窓会が開かれる
と、そこで闇世界から脱出した子供のままの八雲が時を合わせたように現れる
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自分だけ時が過ぎていないことに絶望する八雲に同級生たちが
「かんけり、まだゲームの途中だったよな」
と、声をかけ
「もう一度、かんけりから始めようか!」
と八雲
大人と子供のかんけりする様子が描写され終わるのである
最終的にストーリーテラーまで失踪するという(笑)
第1巻末には特別授業として短編4話
第2巻には世にも不思議な物語という読み切り作品と扉絵集が収録
そういえば、世にも奇妙な物語も週一で1時間番組だった時代だね~