Quantcast
Channel: KATSUのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1392

映画[ボビー/BOBBY]

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

トランプがJFK事件の情報開示を引き延ばしてしまいましたね

逆にそこまで慎重になるということは犯人はオズワルドではないと言ってるようなものだね(笑)


2006年に製作された映画[ボビー / BOBBY]JFKの弟ロバートケネディ暗殺があったアンバサダーホテルの1日を描いた作品


俳優陣が豪華で当時の老若男女勢揃いって感じ


ストーリー


海外の要人たちが訪れる由緒あるL.A.アンバサダーホテルに、新たにその名を刻もうとする人物がいた。

ロバート・F・ケネディ

ボビーの愛称で親しまれてきている若き上院議員は、カリフォルニア州の予備選挙を圧倒的な大差で制し、パーティー会場は歓喜の笑顔で埋め尽くされていた。


それぞれに悩みを抱えた人々も、この瞬間はそれを希望と変えていた

しかし、勝利のスピーチ直後悲劇は起こる


1968年6月5日アメリカの希望、暗殺


話は事件の16時間前のアンバサダーホテルに偶然居合わせた22人の様々な想いを描く…





ボビー暗殺事件が主なんですが、1968年という時代をうまくまとめあげた内容になっていて


22人の登場人物がそれぞれに物語を持っているので、今50代後半あたりから上の方々になりますかね?
この事件をリアルタイムで知った人は

そういう方々は60年代のアメリカ文化を垣間見ることが出来るので懐かしいかも知れません


時にアメリカはベトナム戦争、ブラックパンサー党の躍進、宇宙開発、対ソ連など様々な問題を抱えた状態

ちまたではフラワームーブメントにより、一般社会から若者が離脱し、ヒッピー化したり、薬が流行ったり戦後最悪の状態だったと言っても良いかも知れません
時の映画やキャンベルの缶詰めの話なんかも台詞に出てきてます




ロバートは兄の補佐として以前は司法長官していたわけですが、兄の裏の部分ですね

選挙の時に協力してもらったマフィアを遠ざけたり、FBIのフーバー長官との対立

また、キング牧師との仲や嫌われる人には嫌われる人だったので

兄が暗殺された時、殺されるのは自分だと思っていたと言葉を残してるみたいなんですよね

つまり、兄ジョンが亡くなった時、すでに命の危機を感じていたことになる


予備選挙に出た時にあげた政策が貧困問題、差別による人権侵害など表向きは優しさを感じる弱者の味方って感じなんですが…

妻のエセルというのはチェコ出身であり
当時のチェコはソ連の息がかかった共産国

その代表クレメント・ゴットワルトの社会党の親戚がエセルだったわけなんだよね

一体どこでどういった経緯で知り合ったのか…
ある意味では政略結婚だったのかなとも思うけど


貧困救済や差別撤廃を掲げる人は…するかい?政略結婚(笑)




この映画ではロバート夫婦は代役立てずに実際の記録映像で流れるので、エセルの象徴というか変わりにチェコの女性記者ヤナチェクがロバートに取材しようと奔走する様子が描かれています

画像2



まあ、ロバートの話なんだけど個人的には1968年のアメリカ文化を凝縮したような話になっていたのでそちらの方面で面白かったです


アンソニー・ポプキンスはアンバサダーのドアマンを退職したのだけど毎日通い日がな一日ロビーで酒飲んだり、仲間とチェスしたり
画像3


いい台詞だな~
ゲームを人生に例える事はあっても、人生をゲームに例えると人生なめてる言われるんだよな~不思議(笑)

人生にリセットボタンはないとかいうけど、誰もリセットボタンあるゲーム前提での例えのつもりじゃないんだけどね(笑)

チャンスは1回ってことで人生をゲームに例える人ってそこを言いたいんだと思うけどね




デミ・ムーアはホテルでのショー歌手として滞在する最終日

画像4


アシュトン・カッチャーはフラワームーブメントに染まったヒッピー

画像5


イライジャ・ウッドとリンジー・ローハンはベトナム戦争で兵役する場合、結婚していれば最前線には送られないという決まりの元、戦争から帰還したら離婚する約束で結婚式をあげる若カップルを

画像6


シャロンストーンはホテル内の美容師(旦那は支配人)
画像7


ヘザーグラハムは電話交換手でシャロンの旦那の支配人と不倫関係

画像8


と、22人の様々な人間模様が面白い



ロバート暗殺したのはパレスチナ系アメリカ人のサーハンだと言われてますが


ロバートは右脳損傷して亡くなっている
映画だとロバートの正面から現れて発砲してますが…
画像9


当時の目撃者にはロバートの右隣にいたボディーガードが撃ったって話があるんだよね

で、当時の現場のニュース映像もこれには出てくるんだけど、現場の野次馬の黒人が銃を右こめかみにあてる仕草して伝えようとしてる人がいて

正面から撃たれても右脳損傷するだろうけど、撃たれたあと側近が止血で押さえてる箇所みるとやはり右側の何処かなんだよね


ロバートが正面からきた暴漢に気付き逃げようと左向きに体ひねったか、とりあえず顔面右側を損傷するには右側を正面に向けないといけないわけだ

もし、右側にいたボディーガードが犯人ならこめかみに当てた仕草した黒人のジェスチャーは凄く正確な暗殺のされ方の手段だったのかな~とも思えてくる


ちなみにそのボディーガードは共産党支持者だったらしい


あれだけガヤガヤしたアンバサダーホテルで帰る途中も握手とかしながらの退散だったろうからな~

サーハンは催眠術をかけられていた可能性があるという…
二重罠でボディーガードにも同じ催眠術がかけられていた可能性もなくはないよね


ロバートにいやがおうでも注目あつまる会場で、まずサーハンが1発発砲し大衆の気をそらさせ、その間にボディーガードが本弾をぶちこむとかね


サーハンは取り押さえられながらも更に発砲し、ロバートと共に五人が負傷してる








ラストはスタッフロールと共にケネディ家の写真が流れます

画像10

手をさしだすロバートに対し腕組みをやめない黒人(笑)
これ印象的な写真だな~

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1392

Trending Articles